生活習慣病ってどんな病気なの？？

生活習慣病とは食事・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、その発症や進行に関与する病気のことです。高血圧・糖尿病・脂質異常症など健康に大きく影響するものが多く、当クリニックではこれらの診療にも力をいれています。

高血圧症とは年齢や合併症によって基準は異なりますが、一般的に収縮期血圧が140mgHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上の状態を指します。状態が続くことで動脈硬化が進行し、脳血管障害や虚血性心疾患を引き起こすため治療が必要です。

糖尿病とは血糖値が慢性的に高くなる病気のことです。食事をすると血糖値が上がりやすくなります。インスリンと呼ばれるホルモンが分泌されエネルギー源に換えたり、脂肪として蓄えられます。

しかし、糖尿病ではインスリンが出ないか、あるいはインスリンの作用が弱いことよりブドウ糖をうまく体内で利用することができず、血糖値が高くなります。

血糖値が高い状態が長く続くと　糖尿病性腎症や網膜症、神経障害など様々な合併症を発症することになるため、早期の治療による血糖コントロールが必要です。

現代は　運動不足やグルメ志向などで　肥満や高脂血症になりやすい環境です。

高脂血症は、動脈硬化を進め　高血圧や慢性腎臓病にもつながるため生活習慣のアドバイスや必要に応じた治療が大切です。

また、女性は閉経後、女性ホルモンの低下に伴い、動脈硬化や脂質異常症に加え、骨粗鬆症なども現れやすくなるため、定期的な検診をおすすめいたします。